ライラック乳酸菌開発物語
第2章 ライラEV

「ライラEV」とは何か?

ライラック乳酸菌から得られた細胞外小胞(EV)。
私たちはこれを「ライラEV」と名づけました。
正式名称は「Lilac01-EV」。

EVとは?

すべての細胞が出す、ごく小さなメッセージ粒子です。
ヒトの体内でも“エクソソーム”と呼ばれるEVが知られています。

不思議な体験談が、研究の原点でした。

ライラック乳酸菌は私たちが開発した乳酸菌です。 ご愛用いただいた方々からは、「調子が良くなった」「なんとなく肩が軽くなった」「季節の変わり目が楽に感じた」など、さまざまなお声をいただきました。
(※あくまで個人の感想であり、効果効能を保証するものではありません)
当初は、腸内環境だけに注目していた私たちでしたが、「何か別の働きがあるのでは?」という仮説が芽生えたのです。

そして出会った、もう一つの主役──EV(細胞外小胞)

ある研究者が、こう言いました。
「ライラック乳酸菌には“言霊”があるのでは?」
それは細胞外小胞=EVのことでした。

私たちは早速、電子顕微鏡で確認。
ライラック乳酸菌が泡のようにEVを分泌している様子が確認できました。

「ライラEV」は、ミトコンドリアとの
不思議な共通点を持っていました。

調べてみると、ライラEVの膜には「カルジオリピン」という特殊な脂質が大量に検出されました。
これは、ヒトのエネルギー工場・ミトコンドリアに存在する構造と共通していました。
実験では、EVを添加した細胞において、ミトコンドリアの量が増加する傾向が観察されました。
(※細胞モデルでの研究結果。実際のヒトへの効果を示すものではありません)

ライラEVは、次なる挑戦の扉を開きます。

近年、炎症の初期には細胞の「自爆的死」が関わっていることがわかってきました。
私たちの研究チームは、ライラEVがそのメカニズムに影響を与える可能性を
**学術学会(第10回日本細胞外小胞学会)**にて発表。
査読付き学術誌『Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry』にも論文が掲載され、
関連特許も登録されています。

※これは研究結果に基づく科学的報告であり、特定の製品の効果効能を示すものではありません。

ライラEVとミトコンドリアは、なぜ似ているのでしょうか?

地球上に生命が生まれたころ、私たち真核生物の祖先の細胞は、酸素を使えませんでした。
そこで酸素を使える細菌を取り込んで、エネルギーをつくらせたのです。
それが進化してミトコンドリアになりました。

もともと細菌はたくさんのEV を出して、仲間同士の連絡をとっていました。
細菌の性質はミトコンドリアになっても引き継がれています。
詳しくはnote

ライラEVとミトコンドリアの共通の成分はカルジオリピンといいます。
「カルジオ」は心臓、「リピン」はあぶらです。心臓からとれたあぶらなのでカルジオリピンと名づけられました。

ミトコンドリアは、何をしているのでしょうか。

ミトコンドリアは細胞の中で、ATPというエネルギーをつくっています。
ATPは全ての生命活動のエネルギーです。ミトコンドリアは発電所のような存在なのです。

しかしエネルギーをつくるときに活性酸素ができて、ミトコンドリアが傷つきます。
これが炎症や老化の原因になります。
ミトコンドリアは年齢とともに老化し、アクティブなミトコンドリアは減少していきます。

私たちの研究で、ライラEVをかけた細胞は、ミトコンドリアの量が増加することがわかりました。

たった9人のチームで、世界へ

ライラック乳酸菌「Lilac01-EV」は、
北海道の小さなチームから生まれました。

日本発の微生物研究が、世界の健康に役立つことを願って。
研究は、今も進んでいます。

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