ご挨拶

アテリオ・バイオは今年の1月で満10才を迎えることができました。これも皆様のご支援の賜物と感謝申し上げます。さてコロナ禍のため家の中で過ごす時間が増え、体を動かすことが減る中で、改めて「健康」の重要性が増しているのではないでしょうか。
世の中には様々な健康情報が溢れていますが、皆様は何を根拠にこれらをご利用されていますでしょうか。西洋医学の思想に「病人ではなく病気を見ろ」というのがあります。病気を科学的にとらえて緻密な理論で解決しようという流れです。しかし「科学的データ」をいくら蓄積しても「人の体」は奥が深くて完全に知り尽くすことは難しいのです。また「緻密な理論」が難しすぎて専門家でも理解できないということも起こっています。
私たちが創業前から掲げてきた考えに「真の健康」というものがあります。健康を害した時、そのつらい症状を解決するのではなく、人が本来持っている健康な状態に戻すことが大切なのではないか。自分の経験で言うと、「長く続く下痢」や「異常なオナラ」で困っているときにその症状を和らげるのではなくて、本来の健康なお腹の状態に戻すことが大切なのではないかということです。つまり「病気ではなく病人を見ろ」ということなのです。健康食品は「病気」や「病人」を対象としませんので、この表現は正しくありませんが、「状態」ではなく「人」を見ることは重要なポイントだと考えています。
腸内フローラの研究をしていると、腸内細菌が頑張っている様子が見えてきます。ライラック乳酸菌の「ライラ」も頑張っています。ただ皆さんは「悪玉菌」をやっつけて「善玉菌」をサポートすると思われる方が多いかもしれませんが、それは若干違います。「悪玉菌」も実は腸内細菌を構成する細菌です。悪くなる時もありますが、良いこともします。「悪玉菌」も含めてみんな仲良く健康な状態にするのがライラです。腸内細菌たちとの付き合い方を変えるだけで「真の健康」に近づくことができるのです。
私たちは創業11年目を迎えて新たな研究をスタートさせました。それはライラの強力な援軍になると確信しています。そして健康食品に革命をもたらすほどのインパクトがあると考えています。私たちは「真の健康」を追究し続けます。これからもアテリオ・バイオをよろしくお願いいたします。